このページのゴールは独学を開始する上で最も大切で、1番最初に考えるべきことについて説明します。それはロードマップとスケジューリングの作成です。ロードマップは自分が到達したいゴールとそこへ至るための道筋、スケジューリングはそのロードマップを実践するための日々の行動管理のために行います。この2つがあるからこそ、独学は方向性を見失わず、かつ着実に前に進めることができます。
ロードマップの作成にはピラミッドストラクチャーを使います。
まず一番上に自分が学びたいこと、成し遂げたいことを書きます。そしてその下に3つから4つぐらいの粒度になるようにそれを達成するために必要なことを過不足なく書きます。
そらにそのそれぞれを達成するために必要なことを下に書きます。こうして3層のピラミッドストラクチャーができます。下はこのウェブサイト作るときに思いつきで書いたもの。最初はこれぐらいラフでいいから書いて、あとは他人にこの図を見せたり、自分でやっていくうちに修正していけばよい。
スケジューリングの科学的なことに関してはブログの別記事「スケジュールの作り方と実践」で詳しく解説しているが、ここでは実際のHOW TO的なことをまとめます。スケジュールを考えるうえで一番大事なことは「完璧や最適解をもとめないこと」です。最も効率のよいやり方というのを探し始めると泥沼にはまります。ブログの記事でも書きましたが、多くのスケジューリングの問題(最適なスケジュールを求める問題)は「手に負えない問題(人間が解けない)」なので、スケジュールは「ある程度テキトー」に作るべきです。ここでは「ある程度テキトー」なスケジュールの立て方と、その運用の仕方について解説します。(テキトーなスケジュールなので、運用しないと目標にたどり着けません)
スケジューリング使う3つの道具
①Googleカレンダー
②Trello
③週単位の記録(ブログなど)
①Googleカレンダー
日々の予定、イベント、寝る時間などはすべてGoogleカレンダーに入れます。そして自分の行動はGoogleカレンダーにのっとって行います。こうすることで無駄なことに自分の時間が知らないうちに奪われるのを避けことができます。
※ただし、ずっとだと息が詰まるので、自分が集中したい時間だけ
②Trello
なんらかの作業や仕事が発生した際にはすべてTrelloにタスクとして保存します。こうすることで自分の頭の中を「やらなければならないことを覚えておく」という無駄な作業から解放することができます。チェックリストをうまく利用して10単位のタスクにあらかじめ分解しておくことも大事。(隙間時間に仕事や勉強をすすめることができる)
※1~2分でできる仕事はTrelloに書かず、その場でやりましょう(後で思い出す作業が発生するので、そのロスを考えたらそこでやったほうがいい)。もしくは自分のやるべきことでないなら他人に振るべきです
③週単位の記録
GoogleカレンダーやTrelloは日々のタスク管理には向くが、そもそも日々のタスクに何をすべきか、全体(ロードマップ)に対する進捗状況の把握などは週単位でやったほうがいいです。だいたい1週間という単位で生活を繰り返すことが多いので。(1日の人は1日、1月の人は1月でもいいが)
項目としては「今週の所感(定性的な意見)」「進捗(ロードマップに対する進み具合、日数トレンドなど)」「各項目の状況、問題点の整理とネクストアクション」等についてまとめる。ブログなどで書くのがいいと思います。