ピラミッドストラクチャー
【これは何】
人に説明する、人の話を聴く際に頭の中を整理するためのフレームワークを身につける
【ピラミッドストラクチャーの構造】
ピラミッドストラクチャーは3つの階層からなる(上図)。まず第1階層に言いたいことを書く。次にその言いたいことを相手に納得させるのに必要十分な情報を3つ書く
この際に必要な情報が3つより大きいときは抽象度をあげて3つになるようにする。また3つより少ない時は因数分解して3つにする。
第3階層にその3つを納得させるのに必要な情報を第3階層に書く(ここは何個でもよい)
【ピラミッドストラクチャーの話し方】
第1階層をまず話し、次に第2階層を説明する。この際に相手が納得しない部分に関しては第3階層も話す。逆に相手が納得しているなら第3階層は退屈なのでスルーする
ピラミッドストラクチャーのいいところは相手の頭の中に構造を作ってあげることで相手がストレスなく話の構造を理解できることである
※逆に話のわかりにくい人はこの構造が話を聞いてても見えない人
【ピラミッドストラクチャーの作り方】
⑴言いたいことが決まっている場合→第1階層から構造をつくる(具体化)
⑵ファクトが多い時→第3階層から箇条書き、グルーピングして構造を作っていく(抽象化)
【三角ロジック】
議論する際の文は3つに分類される
意見、データ、ワラントである
意見→仮説、主観、相対的なこと
データ→事実、意見支えるもの
ワラント→意見と事実の関係性
論理的な議論をする際は意見があり、それを支えるデータがある。そして必要に応じて意見とデータの関係性をワラントで補強する
議論の際には主にこの3つに関して質問、意義を唱えるなどすることになる。
今、自分あるいは相手がどれについて話しているのか認識することが建設的な議論を助ける
【まとめ】
ピラミッドストラクチャーで頭を整理し、相手の頭に構造をえがけば相手にわかりやすく話を伝えられる
逆に相手の話をピラミッドストラクチャーにまとめてあげれば相手の話を整理できる
そして三角ロジックを意識すれば噛み合った議論ができるようになる
今回は以上となります。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
※追記
第1階層に対して相手が疑問を抱きそうな時(そもそもなぜそんなことを言いたいの?って思われる場合)は第0階層としてそれを言う理由を書いておく(上図)
第0階層と第2階層は内容が重複する場合もあると思うのでそのときはその場の判断でよい(フレームワークはあくまでヒントなのでガチガチにルールかして使う必要はない)
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