個人的な背景
最近思うことは、小学校も中学校も高校も学校は自分にとって
別になくてもよかったなあということです。
もちろん、それぞれの場所で楽しいことはたくさんあったし、
いまだに仲の良い友人ができたのはいいことなので別にいいんですが
別に「学校でない場所」でもできたことだなと。
今の学校に感じる問題点
自分が小学、中学、高校、大学(院)まで「ザ・日本の学生」を
やってきた身として感じる問題点は以下です。
- 自分でポジションを取る機会の少なさ
- 教師の多様性
- いわゆる授業
- 生徒(学生)と教師のコスト
自分でポジションをとる機会の少なさ
ポジションを取る機会がない・ポジションを取ったら生きにくい
ポジションを取るとは自分の立場を定義して、それに基づいて発言や行動をすることとしておきます。
義務教育をはじめ日本の学校では自分で何かを選んで、それにコミットする。自分で何かを立ち上げるといった経験をするチャンスが少ないです。
またディペードなどの形だけのもので、本当に自分の気持ちに正直にポジションを取るという機会が少ないです。部活ですら最初こそ選びますが、そのあとは
本当はやめたくても周り圧力(途中で止める奴はだらしないやつ)などでやめられないといったことが起こります。友達とのコミュニケーションでも
ポジションを取れないことがあります。
ポジションを取らないといけない時代
しかし、工場での生産性を上げる人材は必要なくなってきたので、現在あるいはこれからの時代は自分で物を生み出せることが重要になってきます。その時に
必要なのが自分の求める理想だったり、自分が何を良いとみなすのかといったことです。自分が何をすべきかを自分で決めなければいけないので、自分のポジションを
取ってないと何をしていいのかわかりません。そして早くポジションを取った人ほど、それを基準に努力、行動を重ねていけるので大成できるようになります。
教師の多様性
もちろん一人一人の先生は良い人も多かったし、尊敬できる方もいたのですが、
多様性という意味では足りないのではないかな?と思います。
企業のインターンなどで知り合った大人の方と学校の先生は随分と物の見方が
異なっていたので、もっと小学生~高校生ぐらいからでも、いわゆる学校の先生
以外ともがっつり議論したり一緒に仕事をしてみたりという経験がある方が
いいと思います。あと、ITについて弱い人が多いと感じます。
いわゆる授業
これはいわゆる授業って未だに必要なのかな?という話です。
多くの予備校では動画で授業をしていますし、学校でも授業の上手な
(あるいは授業したい)先生が動画を撮ってそれを観る形でいいと思います。
(何ならすでにある動画教材で十分です)
この話をすると大体、「生でしかできないことがある」という意見があると思うのですが、それはその通りで、私はだからこそ生でする必要のない「いわゆる授業」は
動画でいいと思っています。そして、質問受付やアクティブラーニング
(talk & discussion)に先生のマンパワーをさくということです。
今は先生は同じ授業を別々のクラスで繰り返し行って、試験問題を作って。。。
みたいなことをしていると思いますが、これが全部動画などネット上の教材になれば先生側の負担もかなり減ります。
(今は学校の先生も部活などサービス残業が多そうですし)
生徒(学生)と教師のコスト
授業の話ともかぶりますが、今の学校は生徒(学生)側も先生側(国)も
コストがかかり過ぎていると思います。
生徒(学生)側としては授業料と特に時間がかかり過ぎです。
正直、私は小学校、中学校の勉強に9年間も必要ではなかったと思います。
しかし、反対に途中で取り残された生徒(学生)はその後の何年間も
わからないまま過ごすことになっています。
つまり、今の学校はできる子にとっては遅すぎて、できない子にとっては早すぎるのです。
(というより復習する余裕がないので何もまともに理解できない)
先生側のコストとしては授業や部活などで多くの時間が取られていると思います。
これらは動画や外注を選択肢として残して(やりたい先生はする)、
メインの仕事はアクティブラーニングや生徒の学習スケジュールの管理などに
すべきだと思います。
こういった学校の問題点はこれまでの多く指摘されていると思いますが、
大人の事情で解決が難しいのかもしれません。
なので、学校以外の組織(私塾)を作ってそれが一つの選択になればいいかなと
考えています。
江戸時代にいろんな私塾があったようにオフラインでもオンラインでもいいのですが(私は適宜、兼用がいいと思いますけど)
現代版私塾があればいいと思います。
次の記事では私が作りたいと考えている私塾について書く予定です。
今回はここまでです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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